Open Graph Protocol で mixi や Facebook などソーシャルメディアとの連携を強化
SMO 施策、次の一手
今回は、TypePad ビジネス で運営するブログと mixi(チェック、イイネ!)や Facebook(いいね!)など、ソーシャルメディアとの連携がさらにパワーアップする「Open Graph Protocol (以下 OGP)」についてご紹介します。
実は2月のリリースですでに対応しています!
OGP は、ブログとソーシャルメディアをよりスムーズに連携させる仕組みとして昨今注目されつつあります。
TypePad ビジネスでは、すでに 先月2月22日のリリース にて OGP を標準実装し、対応が完了しました。早速ですがどのような効果があるのか詳しく見てみましょう。
mixiチェックの場合
OGPに対応することで、TypePadビジネス のブログから mixiチェック したときにどのような変化が起きたのでしょうか? 実際の例で見ていきましょう。
たとえばブログで記事を読んだ訪問者が、記事のフッターに表示された mixiチェック や mixiイイネ!(設置方法はこちら) のボタンを押すと、OGP は、記事の「タイトル」「概要」といったより詳細な情報を mixi 側に伝えます。
例:OGP 非対応のブログから mixiチェックした場合
仮に OGP に対応していないブログ記事を mixiチェックすると、mixi 側では以下のように表示されます。
ご覧いただけるように、概要の表示されない不完全な状態で掲載されています。
例:OGP に対応したブログから mixiチェックした場合
一方、OGP に対応したブログ記事を mixiチェックすると、以下のように、記事タイトルに加えて記事の概要が mixi 側リンクに付記されるようになります。
このようにOGP対応を進めることで、ブログ記事についてのより多様で正確な情報をソーシャルメディアへ流すことができ、より的確な誘導が可能になります。
TypePad ビジネスのブログをOGP対応する方法
標準テンプレートの場合
TypePad ビジネス の標準テンプレートで運営するブログにおいて、OGP 対応をする際のステップは以下の通りです。
- 記事のフッターに mixiチェックボタン(設置方法)や Facebookいいね!ボタン(設置方法)を表示
ボタンを設置して、ブログを見たユーザーが気軽にmixiやFacebookにシェアできるようにしましょう。 - (2月22日のリリース日以降ブログの再構築を行っていない場合)ブログ全体の再構築を実行
ブログを再構築後、ブログのトップページや各記事ページのソースを開き、以下のような記述が含まれていれば対応完了です。
<meta property="og:title" content="(ブログ名がはいります)" />
<meta property="og:type" content="blog" />
<meta property="og:description" content="(副題がはいります)" />
<meta property="og:url" content="(ブログURLがはいります)" />
<meta property="og:site_name" content="(ブログ名がはいります)" />
上級者テンプレートの場合
上級者テンプレートを使用中のブログを OGP に対応させるためのステップは以下のとおりです。
"open-graph-index"テンプレート・モジュールを作成
上級テンプレートの編集画面にて、[新しくテンプレート・モジュールを作成] をクリックします。
テンプレート・モジュールの作成画面にて、テンプレート名に「open-graph-index」と入力します。テンプレートの内容には、下記の内容をコピー・アンド・ペーストし、[保存]します。
<meta property="og:title" content="<$MTBlogName encode_html="1"$>" />
<meta property="og:type" content="blog" />
<MTBlogIfDescription><meta property="og:description" content="<$MTBlogDescription encode_html="1"$>" /></MTBlogIfDescription>
<meta property="og:url" content="<$MTBlogURL$>" />
<meta property="og:site_name" content="<$MTBlogName encode_html="1"$>" />
"open-graph-individual"テンプレート・モジュールを作成
同様に、さらにもうひとつ別のテンプレート・モジュールを作成します。テンプレート・モジュールの作成画面にて、テンプレート名に「open-graph-individual」と入力し、テンプレートの内容には、下記の内容をコピー・アンド・ペーストし、[保存]します。
<meta property="og:title" content="<$MTEntryTitle encode_html="1"$>" />
<meta property="og:type" content="article" />
<meta property="og:description" content="<$MTEntryExcerpt remove_html="1" convert_breaks="0" strip_linefeeds="1"$>" />
<meta property="og:url" content="<$MTEntryPermalink$>" />
<meta property="og:site_name" content="<$MTBlogName encode_html="1"$>" />
"head-index"テンプレート・モジュールに1行追加
"head-index"テンプレート・モジュールの編集画面を開き、最後の行の1行前(</head>の直前)に、下記の一行を挿入します。
<$MTInclude module="open-graph-index"$>
"head-individual"テンプレート・モジュールに1行追加
同様に、"head-individual"テンプレート・モジュールの編集画面を開き、最後の行の1行前(</head>の直前)に、下記の一行を挿入します。
<$MTInclude module="open-graph-individual"$>
そしてブログ全体を再構築すれば、上級者テンプレートの OGP 対応は完了です。
ブログのソーシャルメディア対応をさらに促進
いかがでしたか?
今回ご紹介した OGP(Open Graph Protocol)対応の他にも、TypePadビジネスブログの「SMO (SMO = Social Media Optimization<ソーシャルメディア最適化>)」カテゴリには、ブログをソーシャルメディアへ対応し、最適化させるためのいろいろな TIPS が多数掲載されています。
是非参考にしていただき、ブログをさらに「ソーシャル化」していってください!
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