更新頻度の高さと検索エンジンからの重み付けとの関係
今回は SEO(検索エンジン最適化)に関連したトピックとして、ブログの記事更新頻度を高めることによって得られるコンテンツの新鮮さが、検索エンジンからの重み付けに与える影響について、実体験を交えながらご紹介します。
まずはこの TBB を2009年11月末にオープンしてからはや4ヶ月、ほぼ週2回の記事投稿を続けてきたところ、Google の検索エンジンがページの重要度を評価する指標の1つである PageRank の数値が、トップページで「6」、各記事ページでほぼ「4」となったことからご報告します。
(2010年4月9日時点)
- PageRank とは?
- PageRank を簡単に計測する方法
- 独自で新鮮なコンテンツを作ることの意義
PageRank とは?
そもそも PageRank とはいったんどんな指標なのでしょう。本家 Google のテクノロジー紹介ページでは以下のように解説しています。
PageRank は、(中略)ウェブ ページの重要度を客観的に測定します。 PageRank は、リンク数を数えるのではなく、ページ A からページ B へのリンクを、ページ A によるページ B への投票として解釈します。ページの重要度は、ページが受けた投票数によって決まります。
PageRank では、投票したページの重要度も考慮されます。重要度が高いページからリンクされたページも重要度が上がります。重要なページは PageRank が高くなり、検索結果の上位に表示されます。
PageRank を簡単に計測する方法
それではまず、ウェブページごとにどんな PageRank が割り振られているか、数値を調べてみることから初めてみましょう。
Google オフィシャルな方法としては IE や Firefox にインストールして使う Google ツールバー の表示項目の1つとして計測することを推奨していますが、以下サイトを使えばツールバーをインストールすることなく簡単に調べることができます。
ためしに TBB の URL http://biz.lekumo.biz/ を入力して計測したときの結果画面は以下のとおりです、現時点での PageRank として 6 という数値が表示されてくるのをご覧いただけることでしょう。
ぜひ皆さんもご自身で運営されているサイトの URL がどんな PageRank なのか、こちらのサイトをつかって調べてみてください。
独自で新鮮なコンテンツを作ることの意義
Google が発行している「Google 検索エンジン最適化スターター ガイド(PDF)」にもあるとおり、質の高いコンテンツとサービスを提供することの一環として「独自で新鮮なコンテンツ」を作り、更新し続けることが、そもそも検索エンジンからの評価を高めるだけでなく、サイト訪問者からの評価を高めることにつながると書かれています。
もちろん TypePad ビジネス のテンプレート自体が検索エンジンからの評価を高めやすい構造になっているという側面もありますが、記事として新規性のあるコンテンツを地道に更新し続けること、ひいては様々なサイトからリンクされる機会を増やすことよって、より検索エンジンからの重み付けも増していき、ゆくゆくは検索結果としてヒットされやすいサイトになっていくというわけです。
まとめ
TypePad ビジネスに実装されている 記事公開時に Twitter へ自動通知 する機能を使って、リアルタイムにソーシャルメディアからの流入を確保するというような、いわゆる SMO(ソーシャルメディア最適化)施策をおこなうのと同時に、検索エンジンからの流入を増やしていくための SEO(検索エンジン最適化)施策もおこない、両者からのトラフィックを増加させていきたいというのがサイト運営側の本望ではないでしょうか。
そのための第一歩として、ぜひ記事の更新頻度を高めることでより新鮮なコンテンツを提供し、サイト訪問者と検索エンジンからの評価をさらに高めていってください
【補足】
- Google 検索エンジンの仕様、PageRank の数値は予告なく変更されていくため上記の計測結果は将来にわたり適宜変化していきます。
- この記事で紹介している事象は複合的な条件の元にもたらされた結果であり、すべてのサイトに適用されることを保証するものではありません。
- TypePad
ビジネスで運用されているサイトにおいては、検索エンジンに検索されるための設定が施されているか事前に以下ナレッジベースを参考にしながら再度ご確認ください。
検索エンジンで検索される方法
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