記事の公開日時を指定する「予約投稿」機能を活用
企業としてブログサービスを利用する際に、とても重宝する機能の1つとして、記事の公開日時を指定するいわゆる「予約投稿」機能があります。
これは書きあがった記事の公開スケジュール(日時)を設定しておくことによって、とある未来になったタイミングで、自動的にサーバーから記事をアップロードさせるものです。
- 予約投稿を活用するケース
- 効果的なタイミングを見計らう
- よく訪問されてくる時間帯にあわせた公開時刻設定
予約投稿を活用するケース
たとえばプレスリリースを配信するときなど、企業からの公式アナウンスをおこなう場合、社外に記事を公開するタイミングを全社的に統一させるケースも多いことでしょう。
特に公開企業だと、ひとつ情報開示のタイミングを誤ってしまうと、証券取引法に抵触してしまうというようなリスクもあるのでシビアにならざるをえないですね。
もちろんパソコンを開いて管理画面の前にはりつき、手動で「今すぐ公開」→「保存」ボタンを押すこともできますが、複数サイトから同時にコンテンツを公開させる場合や、ちょうど良いタイミングに管理画面の前にいられない場合など、ぜひこの機能を活用してみてください。
効果的なタイミングを見計らう
プレスリリースであれば、配信するタイミングというのは「より多くのメディアに取りあげてもらう」という目的に即して、おおむね業界的な慣習(午前11時など)にあわせることが一般的です。
それでは例えばスタッフブログなど、企業からの情報をカジュアルに配信する場合はどうでしょう。
なるべくならより多くの読者に届けるために、自社サイトへの訪問トレンドと照らし合わせ、少しだけ配信時刻にもこだわってみることをオススメします。
よく訪問されてくる時間帯にあわせた公開時刻設定
以下グラフは、www.sixapart.jp サイト内のとある法人向けサイトセクションにおける、とある1日の時刻別ページビュー(PV)の変化傾向(トレンド)をあらわしています。
ご覧いただけるように、一般的な終業時刻にあわせて午前 8 〜 11時でいったん伸び、12 時ごろのランチタイムにいったん落ちこみ、また午後の終業時刻にあわせて伸びていき、帰社時刻にあたるであろう 19 〜 22 時ごろにかけてまた落ち、その後、深夜 0 時ごろに少しだけ伸び、就寝時刻の 2 〜 6 時にまた落ちるという、法人向けコンテンツを掲載しているサイトでかつ平日であれば、ほぼ同様のパターンを日々くりかえしていきます。
つまり、このサイトに記事をアップロードするのであれば、ピークをむかえる「10 〜 11時」、「14 〜 18時」にあわせていけばより多くの方に新規性のある情報を届けることができるというわけです。
特に RSS や Twitter での更新情報を配信しているようであれば、ますますこのタイミングにあわせて通知を流すことによって、より多くの読者に記事の掲載を気づいてもらう機会を増やしていけるということになります。
もちろん先日実装された Twitter への通知機能 を使えば、指定した公開日時と同じタイミングで Twitter への更新通知が流れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか、せっかく書いたブログ記事をより多くの読者に届けるために、TypePad ビジネス に搭載されている「予約投稿」機能をぜひ効果的に活用してみてくださいね
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